VideoFrameExtractor は、C#で開発されたコマンドラインツールで、動画ファイルからフレームを抽出するために使用します。このツールは多くの一般的な動画フォーマットをサポートし、ffmpeg
を利用してフレーム抽出を行います。動画ファイルの一括処理が必要なユーザーに最適です。
- 多様な動画フォーマットをサポート:
mp4
,avi
,mkv
,mov
,flv
,wmv
,webm
- 単一の動画ファイルまたはディレクトリ内の全動画ファイルを処理可能
- 出力ディレクトリの自動作成と抽出フレームの保存
- クロスプラットフォーム対応(WindowsとLinux)
- 内蔵
ffmpeg
管理による使用手順の簡素化
- .NET 6.0 SDK 以上
ffmpeg
実行ファイル(プロジェクトに内蔵済み)
リポジトリをローカルにクローンします:
git clone https://github.com/yourusername/VideoFrameExtractor.git
プロジェクトディレクトリに移動し、プロジェクトをビルドします:
cd VideoFrameExtractor
dotnet build -c Release
ビルド完了後、実行ファイルは bin/Release/net6.0
ディレクトリに配置されます。
VideoFrameExtractor <動画ファイルまたはディレクトリのパス>
<動画ファイルまたはディレクトリのパス>
:単一の動画ファイルまたは動画ファイルを含むディレクトリを指定します。
単一の動画ファイルを処理:
VideoFrameExtractor /path/to/video/sample.mp4
動画ディレクトリ全体を処理:
VideoFrameExtractor /path/to/videos/
- mp4
- avi
- mkv
- mov
- flv
- wmv
- webm
このツールには、異なるオペレーティングシステム用のffmpeg
実行ファイルが内蔵されています。実行環境に応じて、適切なバージョンのffmpeg
が自動的に選択されます:
- Windows:
ffmpeg/windows/ffmpeg.exe
- Linux:
ffmpeg/linux/ffmpeg
ffmpeg
が存在しないか実行できない場合、ツールはエラーメッセージを表示します。
- パスが存在しない:指定されたパスが存在しない場合、プログラムはエラーメッセージを出力して終了します。
- サポートされていないファイル形式:ファイルがサポートされている動画フォーマットでない場合、エラーが表示されます。
- ffmpeg処理エラー:
ffmpeg
が動画処理中にエラーを起こした場合、エラーの詳細が出力されます。 - 権限の問題(Linux):ツールは
ffmpeg
に実行権限を設定しようとします。失敗した場合、警告メッセージが表示されます。