TextbringerはRubyで実装されたEmacsライクなテキストエディタです。 Lispの代りにRubyで拡張することができます。
- FizzBuzz: https://asciinema.org/a/103357
- Rubyプログラミング: https://asciinema.org/a/100156
- 日本語テキストの編集: https://asciinema.org/a/100166
$ gem install textbringer
マルチバイト文字を使用するためにはncurseswが必要です。 Textbringerが依存するcurses.gemをインストールする前に、ncurseswをインストールしておいてください。
$ sudo apt-get install libncursesw5-dev
$ gem install curses
$ txtb
Ctrl-x Ctrl-c
で終了できます。
多くのコマンドとキーバインディングはEmacsに似ています。
キーバインディングを確認するには、 F1 b
または Alt+x describe_bindings RET
とタイプしてください。
端末エミュレータでメタキーを使用するためには、以下のような設定が必要です。
~/.Xresourcesに以下の行を追加してください。
XTerm*metaSendsEscape: true
~/.mlterm/mainに以下の行を追加してください。
mod_meta_key = alt
mod_meta_mode = esc
曖昧な文字を全角扱いするには、以下の設定を~/.textbringer.rbに記述してください。
CONFIG[:east_asian_ambiguous_width] = 2
ncurseswはwcwidth(3)を使用するため、LD_PRELOADハックやlocale charmapの修正が必要かもしれません。
xterm、 mlterm、screenにはそれぞれ独自の設定項目があります。
~/.Xresourcesに以下の設定を追加してください。
xterm*utf8: 1
xterm*locale: true
xterm*cjkWidth: true
~/.mlterm/mainに以下の設定を追加してください。
col_size_of_width_a = 2
~/.screenrcに以下の設定を追加してください。
cjkwidth on
- Mournmail: 電子メールクライアント
- MedicineShield: Mastodonクライアント
- textbringer-presentation: プレゼンテーションツール
- textbringer-ghost_text: GhostTextプラグイン
MIT Licenseの下でオープンソースとして利用可能です。